【CJC=東京】ロイター通信によると、礼拝出席者の減少には英国国教会(聖公会)も頭を悩ましているが、マンチェスター教区のナイジェル・マクロック主教は、チョコレートを使うという「非伝統的な」手段に出た。
甘やかすのは問題との声もあるが、それだけ礼拝出席者の減少は問題で、同教区ではこのまま行けば、2世代で教会自身が消滅する危機にある、と言う。
そこで打ち出したのが「日曜日は教会へ」作戦。かつては出席するのが当たり前だったのに、今では姿を見せなくなった50歳以上が対象。
礼拝に来れば最後にチョコレートを提供すると言う案内状を作った。チョコレート以外にも、様々な誘致策を考えている。その一つ、秋の収穫を祝う9月の礼拝ではコメディのビデオを上映する計画。□