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米『メガ教会』の牧師が説教盗用見つかり辞職

 【CJC=東京】米EP通信によると、ノースカロライナ州最大の教会の一つ、シャーロットのカルバリ教会のグレン・ワグナー牧師が9月5日に突如辞職、教会員を驚かせた。憂うつ症になり、この2年間は他人の説教を盗用していたと言う。
 同牧師は保守的なキリスト教団体『プロミス・キーパーズ』で活動した後、1997年に同教会に着任した。
 同牧師は会員に宛て書簡を作成した。不在中に読み上げられた書簡で、盗用という行動は「間違っていた」とし、許しを求めて、「私の約30年にわたる宣教で、このようなことをしたのは初めてだ」と述べている。
 カルバリー教会は総工費3900万ドル(約43億円)、6000席の礼拝堂で知られる福音派系の単立で、いわゆる『メガ教会』として知られる。日曜礼拝には平均3000人が集まるという。
 ワグナー牧師の盗用は、教会長老の1人がこの8月にラジオでそっくりの説教を聞いたことから発覚した。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2004/09/14