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バチカンは国連安保理の改革を支持

 【CJC=東京】米CNS通信によると、バチカン(ローマ教皇庁)の国連駐在代表セレスティノ・ミリオレ大司教が10月4日、国連総会で演説、安全保障理事会は改革されるべきであり、世界の人口、地域、経済圏、文明など様々な領域を代表することが望ましい、と語った。そのような改革が「安保理の信頼性と有効性を改良する」と言う。
 また「加盟国の絶対多数のためということを優先させる目標達成へ実質的に貢献する実際能力と政治意志」を改良しなければならない、と同大司教は述べた。
 安保理は国連の最も強力な機関でその決定は加盟国を拘束する。また武力行使を通じて解決を図ることが認められた唯一の機関。現在は米、英、露、中、仏の5常任理事国と任期2年の10理事国で構成されている。日本、独、インドなどが常任理事国入りを目指すなど、改革が議論されている。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2004/10/14