【CJC=東京】米CNS通信によると、教皇ヨハネ・パウロ二世は、オーストリア・ザンクトペルテン教区のクルト・クレン司教の辞職を認め、後任に10月7日、フェルトキルヒ教区のクラウス・キュンク司教(64=オプス・デイ会員)を任命した。
キュンク司教は、教皇によってこの7月、ザンクトペルテン教区と神学校の特別調査を指示された。オーストリアの雑誌が、司祭や学生がお互いにキス、抱擁している写真を掲載、問題が表面化したのを受けてのこと。
オーストリア当局は、問題の写真は神学校のコンピューターから写真4万枚以上と、児童ポルノなどのビデオが発見された中にあったと言う。□