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ロシア正教会が人口減少を懸念

 【CJC=東京】イタルタス通信によると、ロシア正教会の主教会議は、同国の人口減少に懸念を示す特別声明を発表した。原因は倫理的なものだとし、婚前、婚外の性交渉、妊娠中絶、避妊など、家庭に対する『自由な考え方』を批判している。
 統計によると、ロシア人男性の平均寿命はこの10年で6年減少し58・5歳になった。女性は72歳。
 出生率も人口維持に必要なものの半分にまで低下しており、専門家は、年金受給者が大多数になる3年後には労働力不足となると見ている。そのため移民を提唱する声もある。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2004/10/19