教界ニュース

 

インドで改宗者の洗礼中に牧師誘拐される

 【CJC=東京】インド中部チャッティスガリで10月5日、『ゴスペル・フォア・アイジア』宣教団の牧師トゥルシラム氏とビジェイ氏の2人が新会員32人に洗礼を授けようとした所、反キリスト教グループに誘拐された。ビジェイ氏が脱出を試み、宣教団地区責任者に事態を知らせ、チャッティスガリ当局に通報された。
 トゥルシラム氏は2001年に牧師になったもので、今回の授洗は、彼の伝道の最初の成果だった。
 事件は、チャッティスガリ州で発生している一連の暴力事件と関連しているものと見られる。
 ヒンズー教過激派グループの『ラシュトリヤ・スワヤムセヴェク・サング』(RSS)と『ダルマ・ジャグラン・ヴィバグ』(宗教再覚醒部)が州内の全村で武装青年集団を結成した、と現地メディアは報じている。
 『ラクシャ・セアン』として知られているこの集団の目的は、キリスト教への改宗を阻止することだという。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2004/10/19