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基地不法侵入の米長老派引退教職が出所

 【CJC=東京】2003年11月に米陸軍基地に不法侵入したとして逮捕、投獄されていた長老教会(PCUSA)の引退教職ドナルド・F・バイスワンガー氏(73)が10月1日、ケンタッキー州マンチェスターの連邦矯正施設から出所した。
 同氏は、中南米各国の士官を養成していた『スクール・オブ・アメリカズ』の閉鎖を要求するデモに参加していた際に、基地への不法侵入として数十人逮捕された中の1人。禁固6カ月を言い渡されていた。
 PCUSA総会は1994、95年の2回、『スクール・オブ・アメリカズ』を非難、その閉鎖を要求している。パナマの独裁者マヌエル・ノリエガ氏やチリのアウグスト・ピノチェト元大統領ら同校の卒業生が人権抑圧を行ってきたという。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2004/10/25