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教皇ヨハネ・パウロ二世が選出26周年

 【CJC=東京】教皇ヨハネ・パウロ二世は10月16日、教皇選出から26周年を迎えた。
 ポーランド出身のカロル・ボイティワ枢機卿が、教皇ヨハネ・パウロ一世逝去後のコンクラーベ(教皇選挙)で第264代教皇として選出されたのは1978年10月16日のこと。
 26年という教皇在位期間は、初代教皇とされるペトロの正確な在位期間が不明なので、ピオ九世の31年と7カ月に次ぐもの。
 記念日前日の15日夕、教皇はパウロ六世ホールで催されたロシア軍合唱団と楽団のコンサートに出席、舞台の終わりにロシア語も交えて、関係者と観客に感謝の言葉を述べた。
 記念当日の16日には、教皇は特別な行事は行わず、私的な感謝のミサを捧げ、ごく親しい人々と会食したほかは、通常の公務と祈りのうちに過ごした、とバチカン放送は伝えた。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2004/10/25