【エルサレム=ENI・CJC】エルサレムのアルメニア地区からイエス・キリストゆかりの聖墳墓教会へ道行きが行われた際、ユダヤ教神学生が大司教に唾を吐き掛けたことから、エルサレム旧市街で緊張が高まっている。
警察は神学生を逮捕した。ただ旧市街壁に住んでいるキリスト教聖職者は、超正統派ユダヤ人による同様な攻撃は多発していると言う。
「1週間に一度は起きる。キリスト教の聖職者を見かければ痰唾を吐くのだ」とアリス・シルヴァニアン司教はENI通信に語った。
「『礼儀正しい』人でも私たちや、十字架には顔を背ける。地面に唾を吐き、こちらから何もしなくても、唾を吐き掛けて来る人もいる」と言う。□