【CJC=東京】インドネシア東部のスラウェシ島ではキリスト者に対するイスラム教過激派の襲撃が続発している。当局の捜査も進展していない。
11月5日には、ピネダパ村のサルミナリス・エンデレ村長(48)の遺体の一部が発見された。同村長はキリスト者。
ポソ市の給油所でイスラム教徒のグループが座って会話をしていたところに、通りがかりのトラック(ピックアップ)から黒いポリ袋が放り出された。それを見ると中に人間の頭部があったという。警察の調べでエンデレ村長のものと分かった。残りの遺体は同日午後にマサニ村の近くで発見された。同地のキリスト者に対する一連のテロ攻撃の最新のものと見られる。□