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中国のキリスト者をめぐる環境改善か

 【CJC=東京】国際キリスト教人権会議が、ロンドンのウェストミンスター聖堂で開催されたが、出席した中国のキリスト教指導者ピーター・スー・ヨンゼ氏(61)が、迫害の実態を述べた。会議には約1000人が参加した。
 「鉄のゲートの両側に私を縛り付け、そして扉を開けたので全身が浮き上がり、胸が裂かれそうになった。4時間もそのままにされた」と言う。
 中国最大の宗教運動の創始者であるスー・ヨンゼ氏が、キリスト教信仰を理由に5回投獄された中での実態だ。
 同氏だけではない。カトリックとプロテスタントの双方がこれまで長い間、共産党政権による迫害について苦情を表明しており、そして人権擁護団体は事態がいっそう悪化したと指摘している、と英BBC放送協会ウェブサイトは伝えている。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2004/11/17