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聖書は世界各地でどう読まれているか

 【ワシントン=RNS・CJC】世界中のキリスト者は2000年もの間、聖書を読んで来たとも言えよう。その間、聖書理解や解釈は、それぞれの世代、それぞれの社会の文化的背景をもってなされた所から、多彩な、時には対立する信仰を、同じ聖書の部分を読んでいながら生み出した。
 この問題を解明する動きはこれまでにも多数なされて来たが、米メノナイト・ウイークリー・レビュー誌のリッチ・プリハイム氏がまとめたプロジェクトは、初めて、共通の聖句を読む際に、地球規模の対話を取り入れた。
 25国の120以上のグループが、ヨハネによる福音書にあるイエスが井戸でサマリア人の女性と出会う箇所を読んだ。
 各グループが世界のどこかのグループと組になり、それぞれの理解を連絡し、さらにそれへの応答をレポートの形でやりとりした。
 プロジェクトには、ハンガリーの改革派からケニアのセブンスデー・アドベンチストまで、インドネシアのローマ・カトリックからブラジルのルーテル派まで、と宗教的、文化的、地域的に多彩なグループが参加している。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2004/11/30