【ニューヨーク＝ＣＪＣ】米ＥＰ通信によると、キューバの首都ハバナで、ロシア正教会の会堂建設が始まった。同派の会堂建設は初めて。
　教会は「キューバとロシアの友好の記念」となろうと同教会対外関係部の責任者キリル府主教は語った。また教会は旧ソ連崩壊の以前の「栄光」の３０年間に共産主義キューバと協力した何千人ものロシア人労働者、軍人、技術者に敬意を表するものだ、とも言う。
　キューバはフィデル・カストロ政権が成立した１９５９年の革命後に正式に無神論国家になった。政府は一握りのキリスト教会を認可したが、キリスト者への迫害は続き、信仰の自由は大きく制限されている。□