【CJC=東京】欧米各国で市民の宗教意識の実態を『ウォールストリート・ジャーナル・ユーロップ』紙が調査した。21ヵ国の15歳以上2万1000人以上を対象に聞き取りした。英国では何か神を信じていると答えた人は72%、そのほとんど(69%)は特定の宗教団体に属していると自覚している。米国は75%、イタリア85%、ルーマニア97%。
ただ1週間に1回は礼拝、ミサなどに参加していると答えた人は英国では僅か24%だった。この数字、トルコでは72%、ポーランドでは61%から見ると宗教が日常生活の中で、影が薄くなっていることを裏付けている。□