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教皇やロシア正教会指導者が哀悼の意

 教皇ヨハネ・パウロ二世は12月26日、インドネシア・スマトラ島沖で発生した大地震とそれに続く津波で数千人規模の犠牲者が出たことについて、「巨大な悲劇を受け、悲しみに沈んでいる」と哀悼の意を表明したが、さらに29日、バチカンで行われた水曜恒例の一般接見の中で、スマトラ島沖地震の被災地への一層の救援を呼び掛けた。
 バチカン放送によると、国際共同体や多くの人道支援団体、教会関係組織等の迅速な支援取り組みに触れた教皇は、大きな試練に苦しみ、現在伝染病の危険に瀕している被災民に寛大な連帯の手を差し伸べるよう、すべての信者と善意の人々に訴え、多数の災害犠牲者の冥福を祈り、負傷者や家屋を失った人々への精神的一致を示した。
 ロシア正教会の最高指導者アレキシー二世は30日、東南アジアからアフリカに掛けて破壊的な被害をもたらした地震と津波の犠牲者が救援を受け、再起するよう祈る、と語った。(世界キリスト教情報)

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