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スマトラ沖地震:ヒンズー教根本主義者がキリスト教宣教師の救援活動を称賛

 【CJC=東京】インドのタミールナドゥでは、カトリックの聖職者が教会に、津波の被害を受けたヒンズー教徒300人を保護している。
 これらの活動を、ヒンズー教武装組織『民族義勇団』(ラシュトゥリア・スワヤムセヴァク・サング=RSS、民族奉仕団)が「立派」と評価した。RSSは、インドの少数宗教に敵対的なヒンズー至上主義を掲げる右翼政党『インド人民党』(バラティヤ・ジャナタ=BJP)の下部組織。
 「セワー・バーラティーやヴィヴェカナンダ・ケンドラといったサングやその関係組織だけが救援活動をしているわけではない。ラマクリシュナ・ミッションやキリスト教、イスラム教団体や教育機関も事態のために立ち上がり、立派な人道援助を行っている」と、RSSの英語機関誌『オーガナイザー』最近号が論説で指摘している。□

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