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カトリック教会『世界平和の日』で教皇メッセージ

 【CJC=東京】教皇ヨハネ・パウロ二世は1月1日、『神の母聖マリアの大祝日』を迎え、バチカンの聖ピエトロ大聖堂でミサを行った。
 カトリック教会は、新年の最初の1日を神の母である聖マリアに捧げると共に、同日に「世界平和の日」を記念する。
 世界平和の日は1968年、ベトナム戦争激化の中、当時の教皇パウロ六世が、平和のために特別に祈る日として制定した。
 今年の教皇メッセージのテーマは、「悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい」。
 バチカン放送によると、正午に行われたアンジェラスの祈りでも、聖ピエトロ広場に集った人々が、教皇の新年の挨拶と祝福を受けた。教皇はここでも再び津波被災者への精神的一致を表明、同時に被災地の支援に携わる世界中の人々を励ました。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005/01/10