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教皇ピオ十二世誘拐をヒトラーが計画、SS司令官は命令に従わず

 【CJC=東京】イタリアのカトリック系日刊紙『アベニール』1月15日付けによると、ドイツの独裁者ヒトラーは第二次大戦中にローマ教皇ピオ十二世の誘拐を計画したが、当時ローマを占領していたナチス親衛隊(SS)の責任者が命令に従わず、実行されなかった。
 ヒトラーが、キリスト教に代わる世界支配の教義としてナチズムを考えており、教皇が邪魔になったのが理由という。
 誘拐計画の存在は、終戦直後のニュルンベルク裁判の際に知られていたが、詳細が明らかになったのは初めて。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005/01/25