教界ニュース

ニュースを友達にも教える

ドイツの教会は民族主義と反ユダヤ主義を非難

 【ベルリン=IDEA・CJC】ドイツの教会はあらゆる民族主義と反ユダヤ主義を非難した。カトリック司教会議と主流プロテスタント教会協議会は、ポーランド・アウシュビッツのナチ強制収容所の解放60周年を記念し宣言を発表した。
 1945年1月27日、赤軍が同収容所を確保した。それまで主にユダヤ人100万人以上がガス室に送られたり、飢餓にさらされ、拷問で殺された。
 ドイツの8200万住民の約3分の2を代表して、教会はユダヤ人の計画的な根絶への責任を告白した。「ユダヤ人を疎外し、またユダヤ人に敵意を抱く不当な伝統」が、プロテスタント教会の反ユダヤ主義への抵抗を妨げた。カトリック司教も「キリスト者と自分たちの教会にある反ユダヤ主義の長い伝統を遺憾とした。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005/02/01