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米国の十代は神を信じる

 【オックスフォード(米オハイオ州)=ENI・CJC】米国の十代(ティーンエイジャー)は、神を信じ、定例の教会集会に出席するが、同時に宗教信仰が自らの人生に与える影響を言い表すことに困難を感じている。『リリー・エンダウンメント』の基金で行われた「若者と宗教」全国調査で明らかになった。
 ノースカロライナ大学の研究者が行った調査は、米国の十代が宗教認識が「貧弱、不明瞭で、まず当てにならない」ものの彼らにとって「宗教は本当に重要」としている、という結論になった。
 調査報告によると、13歳から17歳を対象に行った調査で回答者は、問題を解決し、人々を幸せにする、心広いものとして神を描いている。
 この傾向が第二次世界大戦後の1950〜60年代に生まれたいわゆる「ベビーブーマー」世代と類似していると言う。
 また敬虔な10代が非宗教的なグループより、情緒的に安定し、学業、地域社会への参加、他者への関心、成人からの信頼、危険なふるまいの回避などで優位にあることもわかった。□

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