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米教会のファーストフード『タコベル』不買運動終結

 【CJC=東京】米ファーストフードの巨大チェーン『タコベル』を相手に不買運動が進められて来たが、同社が3月8日、労働者側と協議することに合意したことから終結した。
 不買運動は、フロリダ州の『タコベル』関係の農作業労働者の賃金と環境改善を目指して労働組合『コオリション・オブ・イモカリー・ワーカーズ』(CIW)が呼び掛けていたもの。米教会協議会(NCC)が呼び掛けに応じ、不買運動を進めて来た。不買運動に協力したのはNCC加盟教派の中では長老教会(PCUSA)、クリスチャン教会(ディサイプル派)、合同キリスト教会(UCC)。
 連邦上院で最低賃金法が採択されなかった直後だけに「これは本当に良いニュースだ」と、NCCのボブ・エドガー総幹事は言う。
 『タコベル』は南カリフォルニアを本拠地とし、米国全土に店舗を展開している。ライバルのデルタコに追い上げられてはいるが、メキシカンフードでは圧倒的な市場シェアをもつ最大手。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005/03/15