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負傷したカトリックの従軍司祭が退任

 【CJC=東京】米陸軍のH・ティモシー・ヴァコック従軍司祭がこの1月29日に退任した。同氏は昨年5月29日にイラクのモスル付近で爆破に遭遇、重傷を負った。折から聖職叙階12回目の記念日だった。
 ミネアポリスの退役軍人メディカルセンターに入院し、病状は安定しているものの、重体と伝えられる。脳部負傷の結果、今後の病状改善に医師団は確信を持てていない。
 爆破で左眼を失い、右眼をかすかに動かせるだけだという。身動きも、意思の伝達も出来ないが、母親のフィリスさんは、病室内に人がいることは分かるようだ、と信じている。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005/03/15