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世界教会協議会とルーテル世界連盟が増勢

 【ワシントン=RNS・CJC】世界教会協議会(WCC)とルーテル世界連盟(LWF)は2004年度、米国の教会の衰退にもかかわらず、会員を増加させている。
 プロテスタント、正教会、聖公会(英国国教会)系の諸教会で構成されるWCCは、8教会が新たに加盟して120国347教会となった。新加盟はアフリカ、インドネシア、ハイチで準加盟がブルキナファソ、コロンビア、プエルトリコの教会。一方、コスタリカ福音メソジスト教会と国際福音主義教会が脱退を申請した。
 WCCは加盟教会数は好評するものの、教会員の総数は明らかにしていない。
 LWFは信徒が360万人(5・8%)増加し、77国、6590万人になった。LWFは138教派、11独立教会、1協議会で構成されている。全世界のルーテル派は6950万人。
 内訳ではアフリカが110万人(8・2%)増加し1410万人。ヨーロッパでも260万人増え3860万人となった。ヨーロッパは、ここ数年の衰退から回復したが、これはオランダのプロテスタント教会の合併が刺激になった。
 LWFに加盟していない米ルーテル教会ミズーリ・シノッドとウィスコンシン福音ルーテル・シノッドは、2004年度の会員数を明らかにしていないが、03年度は1%程度減少している。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005/03/21