【ＣＪＣ＝東京】第二次大戦下のドイツでアドルフ・ヒットラー総統殺害計画に参画したとして神学者ディートリッヒ・ボンフェッファーが反逆罪に問われ、フロッセンビュルク強制収容所で絞首刑を執行されたのはドイツ敗戦直前の１９４５年４月９日早朝のことだった。
　ボンフェッファーは１９０６年生まれ。ナチへの協力を拒否した告白教会の指導者の一人であり、抵抗運動にも積極的に参加していた。
　ボンフェッファー著作集英語版の編集者でもある欧州教会会議（ＣＥＣ）のキース・クレメント総幹事が６０周年に際し英合同改革教会の機関誌『リフォーム』に論文を寄せている。□