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教皇死去にキリスト教界指導者も追悼の声

 【CJC=東京】教皇ヨハネ・パウロ二世死去の報にキリスト教界指導者も相次ぎ追悼のメッセージを発表している。
 ▽世界教会協議会サミュエル・コビア総幹事=教皇ヨハネ・パウロ二世は現代の最も勇敢な精神的指導者の1人として記憶されよう。彼はその勇気を、そのリーダーシップ、著作、発言で示したように、病気に於いても示した。
 ▽ルーテル世界連盟マーク・ハンソン議長=人間として、彼は故国ポーランドだけではなく、世界の全ての人のために正義と平和のために戦った。あらゆる信仰と人種の人を歓迎したが、若年層に対する彼の愛は全ての人に対する配慮の特別な例であった。
 ▽ユニテリアン・ユニバーサリスト協会ウイリアム・シンクフォード会長=「なお暴力的なこの世界でヨハネ・パウロは、紛争や戦争の犠牲者のために行動することを決して止めなかった。彼の深い思いやりは永久の遺産であり称賛されるべきものだ。
 ▽コロンブス騎士団カール・アンダーソン最高騎士=彼は本当に平和の教皇であった。その平和への関わりは無類のものだ。
 ▽著名な大衆伝道者ビリー・グラハム氏=教皇ヨハネ・パウロ二世が過去100年間、世界で道徳と平和への最も有力な発言者であったころは疑いない。彼の優れた賜物、その強いカトリック信仰、そして人間の圧制と故国ポーランドでの苦難の全てが彼を形作ったが、なお彼は世界中のあらゆる背景を持つ男女から尊敬された。彼は、この世を去ってからもその遺産が長く継承される、極めて稀な存在の1人であった。
 ▽放送伝道者パット・ロバートソン氏=教皇ヨハネ・パウロ二世は今日、いかなる信仰の指導者を超えて最も愛された宗教指導者となった。彼はすばらしい温かさ、深遠な理解、深い霊性、疲れを知らない力強さを持った人であった。彼の人間的魅力はすべてのキリスト者を理解の新たなきずなで結び付けた。□

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