【CJC=東京】米キリスト教専門コンパス通信によると、イラン『神の教会』(アセンブリー派)のハミド・プアマン信徒牧師(47)が死刑に直面している。
昨年9月9日、同派の会議を保安警察が手入れした際、逮捕された同氏が4月11日から14日の間にイスラム法廷の審問に付されることになった。イスラム教からの離教と、イスラム教徒をキリスト教に改宗させたことが問われている。両方の「犯罪」も死刑とされている。
プアマン氏は25年近く前にイスラム教からキリスト教に改宗した。昨年9月には教会指導者80人以上が逮捕されたが、独房に監禁されたままなのは同氏だけ。
イランではプロテスタント教会の有力牧師の1人が、イスラム法廷で有罪とされ、1990年12月に処刑されている。□