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教皇死去、オンライン世界でも悼む声相次ぐ

 【CJC=東京】自ら携帯電話を使うことはなかったと推定される故教皇ヨハネ・パウロ二世だが、その死を悼む声はオンライン世界にもあふれている。バチカン(ローマ教皇庁)は元より、日本を含む各国のカトリック教会のサイトもアクセスが急増した。
 コンピュータ嫌いということでもなかろうが、故教皇はポーランド語で手書きし、必要なものは側近がパソコンなどに入力していたようだ。
 今、オンライン世界では、教皇の死をめぐって大量のメッセージが思い思いに飛び交うという教皇には理解できなかったであろう一大現象が起きた。
 教皇は複数の言語を理解し、巡礼者には母語のポーランド語からアラビア語、ヘブル語に至る多様な言語で説教を行ったがその死去に際しては、教皇が理解しなかった言語、電子メール上では単語を簡略化して使われる、いわゆる「SMS語」でも悼まれた。
 メキシコのサイト(ホームページ)には、教皇の死去を嘆いてみせながら教皇の道徳の教えをあからさまに侮辱する人々の偽善について話し合うチャットルームなどが設置されたという。□

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