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新教皇ベネディクト十六世にドイツ出身のラッツィンガー枢機卿

 【CJC=東京】次期教皇の誕生を知らせるバチカン(ローマ教皇庁)のシスチナ礼拝堂の煙突から4月19日午後5時50分ごろ白い煙が上がり、サンピエトロ大聖堂の鐘が午後6時すぎに鳴った。枢機卿団が大聖堂の正面バルコニーで、新教皇にドイツ出身で1981年以来、教理省長官を務めたヨーゼフ・ラッツィンガー枢機卿が選ばれたと発表した。
 新教皇は同日夜、サンピエトロ大聖堂のバルコニーに登場、初のメッセージとなる『ウルビ・エト・オルビ』(ローマと全世界へ)を発表し、信者らに祝福を与える。バチカンではヨハネ・パウロ二世の死去に伴い、枢機卿115人が18日から新教皇選出会議『コンクラーベ』を開催した。
 同枢機卿は教皇名に「ベネディクト十六世」を選んだ。高齢であることから、選挙前の下馬評でも中継ぎ役として有力との見方があった。□

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