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2010年にミュンヘンで超教派大集会

 【ベルフェルト(独)=ENI・CJC】ドイツのプロテスタントとカトリック者は4月27日、2010年にミュンヘンで超教派大集会『教会大会』(キルヘンターク)を開催すると発表した。2003年にベルリンで行った第1回大会は20万人が参加したが、その再現を目指す。
 ベルリン大会は、ドイツのプロテスタントとカトリック双方が正式に結集して最大の集会となり、当時カトリック側にエキュメニズム(教会一致のため)の「すばらしい前進」と評価も出るほどだった。
 ベルリン大会はその後、ヨーゼフ・ラッツィンガー枢機卿(現教皇ベネディクト十六世)によって「浅薄」と批判された。
 野党キリスト教民主党のヘルマン・クエズ連邦下院議員は「もう一度教会大会を開催するという決定は、ドイツの教会にとって励みになるしるしだ」と語っている。
 プロテスタントとカトリックは、それぞれドイツ8200万人の3分の1強を占める。□

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