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関東大震災で被災の聖像画、修復して足利市立美術館で初公開

 関東大震災の被害を受け、80年以上傷んだまま放置されてきた聖像画「聖三位一体図」が修復され、足利市通二の市立美術館で、公開されている。同市西宮町の足利ハリストス正教会(桝田尚司祭)所蔵。女性画家、山下りん(1857〜1939)が描いた市指定重要文化財。
 教会ではこれまで、一般の目に触れない至聖所に安置してきたが、ことし四月中旬からの公開に踏み切った。桝田司祭は「市民、県民への感謝の気持ちで判断した。教会を知るきっかけにもなれば」と語る。(東京新聞5月4日=電子版)

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