【ＣＪＣ＝東京】バチカン（ローマ教皇庁）のＦＩＤＥＳ通信は、中国のジョセフ・シ・ホンチェン補佐司教が３月３日死去した、と報じた。７７歳。
　１９５７年司祭に叙階、２００１年に脳卒中を患い、以後は車椅子を使用していた。５８年から６６年まで、プラスチック工場で強制労働に従事した。７１年から７９年まで、文化大革命の間、「再教育」を受けた。その後、無実ということで釈放され、以後は司牧、布教活動に従事、天津司教に任命された。□