【ＣＪＣ＝東京】カトリック・ワールド・ニュースによると、中国の地下カトリック教会の聖職者７人が４月２７日、河北省で逮捕された、と米国のカトリック系宗教抑圧監視団体『カーディナル・クン・ファウンデーションが報じた。
　この聖職者たちは、ゼンディン教区のジャン・ジグォ司教が指導する退修会に参加していた。
　同司教は、この所、警察の２４時間監視下に置かれており、宗教活動を計画しないよう警告されていたという。
　イースターやクリスマスなど活動に力が入る時や国の祝日、共産党の重要な会議に合わせて地下教会への手入れが行われて来た。
　拘留された７人の聖職者がは次の各氏。
　ガオシェン教区のワング・ディンシャン神父、李キャン神父、リュウ・ウェンヤン神父、ウージ教区のザン・キンカイ神父、ザオシャン教区のリ・スーチュアン神父、ルアンチェン教区のペイ・ゼンピン神父、ディンズ教区のイン・ゼンソン神父。□