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カトリックと聖公会の国際委員会が「マリアの役割」で共同声明

 【CJC=東京】ローマ・カトリック教会と聖公会の国際委員会(ARCIC)が5月16日、米シアトルで、イエスの母マリアの教義上の地位に関し5年にわたって検討し合意に達した理解をまとめた声明『マリア=キリストにある恩寵と希望』を発表した。
 1854年にカトリック教会の教義として成立したマリアの無原罪懐胎論や、1950年に教義とされた、マリアが霊魂と肉体とともに昇天したとするマリア被昇天論をめぐる対立を埋める努力が達成したと評価されるが、これは両派を拘束するものではない。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005/05/23