【ＣＪＣ＝東京】ベトナムのヴゥ・コアン副首相とベトナム祖国戦線のファム・テ・ドゥイェット議長は５月３０日、ハノイでそれぞれ南ベトナム・プロテスタント教会総務会代表団と会見した。国営ベトナム通信が報じた。
　同教会が第２回総会を開催、新執行部を選出したことに、副首相らは歓迎の意を示した。
　コアン副首相は、党と政府が人々の霊的、宗教生活に関心を持っており、信仰と宗教の自由を尊重する方針が、第７回党中央委員会の決定、『信仰と宗教に関する法』、法律施行に関する政令、プロテスタント教会関連の首相直接指示などに反映されている、と語った。
　副首相は、プロテスタント教会が、「福音によって生き、神、郷土と国会に仕える」というモットーを実行するようにとの期待を表明、信徒がすばらしい挙国一致を築き上げ、国家発展へ積極的に参加するよう求めた。
　祖国戦線のドゥイェット議長は、前期の教会総務会の働きを高く評価、今後も愛国戦線との関係を維持し、信徒がすべての運動、特に文化的な生活を生み出し、貧困追放に力を入れるよう求めた。
　訪問団の代表、タイ・プオク・トゥルオン牧師は、今期の教会の方針を説明、教会が信徒を、社会活動に参加し、国の発展に貢献するよう導く、と述べた。□