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韓国カトリック教会が黄教授の胚性幹細胞研究を非難

 【CJC=東京】韓国カトリック教会は6月4日、ソウル大学の黄禹錫(ファン・ウソク)教授の胚性幹細胞(ES細胞)研究は「人間の命の尊厳を無視したもの」とし、研究に反対する声明を発表した。韓国紙『朝鮮日報』が報じた。
 声明は「黄教授の研究は、人間の生命体である細胞のクローンや破壊という反人間的な行為だ」とし、「クローン細胞とはいえ、明らかに人間の命だ。したがって、人間の細胞についての実験は人間の尊厳を無視した行為にほかならない」と非難している。□

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