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教皇、南伊バリを司牧訪問、聖体大会閉会ミサ司式

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世は5月29日、南イタリアのバリを訪問した。就任後、ローマ教区内を除けば、イタリア国内初の司牧訪問となった。教皇は21日から開催されたイタリア全国聖体大会の閉会ミサを行った。
 会場となった海岸沿いの広場マリザベッラは15万人の参加者で埋まった。
 バチカン放送によると、ミサ中の説教で教皇は、今日の社会においてキリスト者として生きることは決して容易ではないと繰り返し強調、だからこそ精神的砂漠の飢餓の中で聖体のパンは、日常生活に立ち向かうために必要な力を与えてくれると述べた。
 さらに教皇は、「私たちが聖体において出会うキリストは、ここバリでも、ローマでも、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアでも同じである。地上のすべての聖体のパンに現存するのは唯一の同じキリストだ」と話し、すべてのキリスト者の一致の大切さを説いた。□

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