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コルプス・ドミニの大祝日に教皇ミサと聖体行列

 【CJC=東京】カトリック教会の典礼暦では、5月26日は『キリストの聖体』(コルプス・ドミニ)の大祝日。
 教皇ベネディクト十六世は、この祝日の伝統行事として、夕方からローマ市内の聖ヨハネ大聖堂でミサを行い、続いて聖マリア大聖堂までメルラーナ通りを聖体行列、同大聖堂前での聖体降福式を行った。
 バチカン放送によると、聖ヨハネ大聖堂でのミサで教皇は、聖木曜日の聖体行列が「十字架の道」に向かう孤独なキリストのお供をしたように、聖体の大祝日には、主の復活の喜びの中にこの行列を繰りかえし、キリストの命に従って「ガリラヤに向かって」歩みながら、天の御父の住まいまで導かれていこう、と呼びかけた。
 『キリストの聖体』の祝日とは、「パンとぶどう酒の形色の下に復活して今も生きるイエス・キリストの現存」を称え、「聖体拝領において信者の霊的食物として与えられるキリストの御体と御血」を賛美する日。1264年、ウルバヌス四世教皇によって、全教会の祝日として定められた。この大祝日は三位一体の主日(聖霊降臨後第1の主日)の直後の木曜日に祝われるが、日本を含む多くの国のカトリック教会では、同週の日曜日に記念される。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005/06/07