教界ニュース

ニュースを友達にも教える

黄禹錫教授、カトリック指導者に理解求める意向

 【CJC=東京】韓国カトリック教会が、ソウル大学の黄禹錫(ファン・ウソク)教授の胚性幹細胞(ES細胞)研究は「人間の命の尊厳を無視したもの」とし、研究に反対する声明を発表したことに対し、黄教授は6月11日、「必要ならば、カトリック指導者に会って、理解を求める」と語った。
 「幹細胞首脳会議」出席のために米ヒューストンを訪問した際、韓国の連合ニュースに語ったもので、研究が「一種の殺人とも同じ人間胚芽の破壊を前提にする行為」と指摘したチョン・ジンソク大主教の声明を、「宗教界や市民団体の主張は大切に受け止め、私たちの姿勢を整える契機とする」と低姿勢を示した。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005/06/13