【CJC=東京】エルサレムの『ルイス・ボリック・ナチュラルメディシン・リサーチ・センター』が、荒野の中の古戦場マサダから発掘された2000年前のナツメヤシの種子を発芽させることに成功した。炭素年代測定法により1940年から2040年前のものと判定された。順調に生育すれば30年後には実を結ぶことになる。
同センターのサラ・サロン研究員は、ナツメヤシが現在の種類とは少し異なるため、新物質が発見される可能性もあり、そうなれば新薬開発につながる可能性もある、と言う。
ハスの種子では、日本の大賀一郎博士が1951年、千葉県検見川で発掘された2000年前の1粒発芽させている。□