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中国が非公認キリスト教会抑圧の意向固める?

 【ニューヨーク=CJC】中国政府が新たな宗教政策を文書にまとめている、と米国の信教の自由監視団体『殉教者の声』(VOM)が明らかにした。
 この文書には「我々は法輪功に対処した。逃走中の指導者を逮捕、拘束した。今や断固として、非登録の『家の教会』に対処しなければならない。それは非常に多過ぎる。強くそれらに対処しなければならない」と記されている、と言う。
 また文書は、キリスト者に対する最も厳しい抑圧を2005年4月から8月まで行うことを明らかにしている。
 この文書の内容は、5月下旬に約100個所の『家の教会』が警察の手入れを受けた、と米国の監視団体『中国援助協会』(CAA)やVOMが伝えたことで裏付けられたとも言える。
 一連の手入れで逮捕された指導者は600人を超えた。ほとんどが48時間以内に釈放されたが、約100人は拘置されたまま。
 中国の新宗教法は3月1日施行された。非公認教会への規制が緩和されると見られていた。□

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