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教皇、「コンスタンティノープル使節団」と会見

 【CJC=東京】バチカン放送によると、教皇ベネディクト十六世は6月30日、東方正教会コンスタンティノープルのエキュメニカル総主教バルトロメオス一世派遣の使節と会見した。
 同使節は、29日行われた「使徒聖ペトロ・聖パウロの祝日」のミサに参列するためバチカン(ローマ教皇庁)を訪れていた。
 同総主教座は毎年「聖ペトロ・聖パウロの祝日」にバチカンに使節を送り、一方バチカンは「聖アンドレアの祝日」に同総主教座に使節を派遣している。
 教皇は使節への挨拶で、教皇パウロ六世とヨハネ・パウロ二世の、教会一致への熱意と努力、その実りを想起し、カトリックと正教会がなお残っている不理解と分裂を乗り越え、共に一致の道を歩み続けよう、と語った。
 教皇は、神学的研究と対話を通して両者の相違点を明らかにし、複雑な問題の解決に前向きかつ真剣に取り組むことに意欲を示した。□

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