【CJC=東京】ロシア正教会『在外教会』は、モスクワ総主教座の『支教会』となる方向を検討している。
これは教会法上の関係に向かう第一段階ともなるもの。6月21日に双方の公式サイトでも発表された。相互対話委員会が採択したその他の文書も掲出されている。「これらの文書は、在外ロシア正教会が完全な対話に向かう過程での大きな障害となる問題を取り扱っている」と、モスクワ総主教座の正教会連携担当のプロトポーペ・ニコライ・バラショフは語った。
第一段階とは、在外教会は組織的には独立を保つが、モスクワ総主教座の一部「支教会」の扱い。同様の例に、ウクライナ、ラトヴィア、モルドヴァ、エストニアの各正教会がある。□