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福音派も比大統領辞任求めず

 【CJC=東京】フィリピン福音派教会評議会(PCEC、信徒総数約500万)は汚職問題で揺れるグロリア・マカパガル・アロヨ大統領に、現段階では辞職を求めないことを決めた。現地紙『デイリー・インクワイアラー』が報じた。カトリック司教会議の決定に続くもの。
 犯罪で告発された一般人と同様に大統領にも正当な手続きを踏む権利があり、有罪が証明されるまでは無罪と見なすべきだ、と言う。
 PCECのエフライム・テンダロ議長は7月11日の記者会見で、「我々はいかなる政治的判断も行わない。大統領の辞任を求めること自体がすでに判断していることを意味するし、大統領に過失がある、と判断した訳ではない」と述べた。□

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