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インド長老派牧師が政府と反政府勢力の和平仲介

 【CJC=東京】インド北東部マジャラヤ州で、プロテスタント教会指導者P・B・M・バシアムモイト牧師が連邦政府と違法過激派民族武装グループ『ヒンニエウトレップ全国解放評議会』との間の和平仲介を図っている。
 同牧師は、大きな争点があるものの両者が和平に到達すると確信している、とカトリック通信『UCAN』に7月14日。語った。同州はキリスト者が多数を占めている。
 昨年12月、連邦内務省系の情報関係者が、教会側に和平交渉の可能性を打診、同牧師がそれに応え、仲介を始めた。
 バシアムモイト牧師は「最高機密のものと考え」ていたので、交渉については他の教会指導者には知らせなかった、と釈明した。ただ6月2日に和平構想を発表した時、前向きな反応が多く、「人々は平和を望んでいる」と言う。
 同牧師は、1年前に州内各教会により結成された北東部インド教会合同平和ミッションの報道担当。
 マジャラヤ州の人口240万の7割がキリスト者で、ほとんどが長老派。□

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