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西安の新補佐司教任命にバチカンと中国が合意か

 【バチカン市=ZENIT・CJC】中国カトリック教会西安大司教区の新補佐司教はバチカン(ローマ教皇庁)と中国政府双方の承認を得られたものと見られる。
 アンソニー・ダン・ミンギャン司教(36)の着座式が7月27日行われた。信徒約2000人、聖職者100人以上が参列した、とイタリアのカトリック系『アジア・ニュース』が報じた。
 司式は西安のアンソニー・リ・ドゥアン大司教が行った。同氏は病気療養中で、かつて故教皇ヨハネ・パウロ二世によって枢機卿に「秘密任命」されたのではないか、とうわさされたことがある。
 式典には地方自治体の代表や公認(官方)教会の代表も参列したことから、同補佐司教はバチカンと中国政府双方の合意による任命ではないか、と見られている。
 『アジア・ニュース』はさらに、6月28日に上海の補佐司教に就任したジョセフ・シン・ウエンジ氏についても聖座(バチカン)と中国政府双方の任命があったと報じている。□

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