教界ニュース

ニュースを友達にも教える

教区は離婚カトリック者を受け入れよ、と教皇

 【CJC=東京】離婚し民法上では再婚した人は聖体を受けることが出来ない苦難を負っているが、聖体の重要性を証しするカトリック者として小教区(各個教会)で受け入れられるべきだ、と教皇ベネディクト十六世が7月25日、静養先のバレダオスタで、司祭、助祭など約140人に語った。ただ教皇は、司祭が、その人たちの苦難に同情して聖体を与えるなら、結婚の秘跡の尊厳と解消できないという問題を害する危険を冒すことになる、とも語った。
 「これが特に苦痛な状況であることは皆知っている。問題は難しいが、これらの人々の苦しみの状況を考えて、それを研究しなければならない」と、教皇は語った。
 2時間にわたった会合は非公開だったが、教皇の開会の辞と聖職者の質問への応答は、27日付けのバチカン(ローマ教皇庁)機関紙『ロッセルバトレ・ロマノ』に掲載された。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005/08/08