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ファリー助祭、戦争直後の「東京湾」の思い出語る

 【CJC=東京】第二次大戦当時、米オハイオ州コロンバスの使徒聖ピリピ教会のジョー・ファリー助祭は軍艦『コンプトン』に乗っていた。二等海曹で信号手だった。『コンプトン』は、広島、長崎に原爆が投下され、日本が降伏した1945年、東京湾に入った最初の米艦だ。
 ファリー助祭が今一番の思い出は、ペドロ・アルぺ神父(イエズス会士)のためにミサを献げた事だ、と米CNS通信が報じている。当時アルペ神父は広島でイエズス会修練院の院長だったが、修練院を緊急救護所にし、すぐに市内に救援に向かった。自身も放射線にさらされた。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005/08/17