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中国宗教界が抗日戦争勝利記念活動を展開へ

 【CJC=東京】中国宗教界平和委員会は8月14日、『中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利60周年を記念する懇談会』を北京で開催、『中国宗教界平和アピール』を発表した。北京の中国国際放送局が報じた。
 中国仏教協会の聖輝副会長は発言の中で「今年は中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利60周年である。この段階の歴史を回顧し反省することは、愛国主義教育を強化し、各民族間の団結と各宗教間の調和を促進し、国家の安定を維持することや各国人民間の友好を促進し、世界の平和を維持することに重要な意義を持っている」と指摘した。
 プロテスタント教会「三自愛国運動」の指導者、丁光訓主教は、中国宗教界平和委員会議長としてアピールを読み上げた。アピールは、「戦争の根源をなくし、世界平和を積極的に維持することは、宗教信仰者の神聖な天職である。各宗教は、人類の平和を維持するために努力しなければならない」として、各宗教で平和を祈願することを宗教儀式の状態な内容とすること、毎年8月14日から20日までの7日間を世界平和を祈願する平和週間とすること、また、中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利の毎年の行事と結びつけて、世界の平和を祈願するイベントを行なうことが呼びかけられている。アピールはまた、各宗教は平和と調和の教義を広め、国際間の宗教交流を促し、各国宗教信仰者の間の交流と団結を強めることを呼びかけている。□

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