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教皇「里帰り」で経済効果240億円にも

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世がカトリック教会の催し『世界青年の日』に参加のため母国ドイツのケルンを訪問したが、この催しには世界各地から40万人を超える青年が訪れたと見られている。時事通信によると、地元経済界は今回のイベントの経済効果は約1億8000万ユーロ(約243億円)に上るとの皮算用をはじいている。
 期間中に、参加者から宿泊費や飲食費、交通費などが地元に落とされたほか、土産物店には、教皇の姿などがデザインされたTシャツやキャンデー、ガラス工芸品などさまざまな関連グッズが並び、「売れ行きは好調」だそうだ。
 防弾ガラス仕様の教皇専用車が、ダイムラークライスラーの「メルセデス」に決まり、受注を競ったフォルクスワーゲン(VW)は涙をのんだ形。前教皇もメルセデスの防弾ガラス仕様車を利用しており、「専用車をこれ以上新たに増やす必要はない」との教皇の意向があったという。□

KIRISUTO.INFOホーム教界ニュースホーム Last Update : 2005/08/22