【CJC=東京】英スコットランド東部ミッドマルのバンクヘッド教会が閉鎖、会堂が売却されることになった。170年の歴史があり、洗礼、結婚、葬儀と地域の人々に親しまれていただけに、惜しむ声は強いが、人口減で教会員の数も減り、維持出来なくなったもの。
ただ会堂が使われなくなった場合、昨年までは不動産は中世以来の地主に返却されることになっていたが、法律が改訂され、教会が6万ポンド(約1200万円)以上で売り出せるようになった。
聖壇、座席、オルガンなどは売却対象に含まれているが、建築許可や電気、上下水道設備は売却出来ず、買い取った人はただ歴史的建造物を手に入れただけのことになるが、それでも引き合いがあり、売却利益は教会のものとなる。□